2008年03月21日

本心




好を去り悪を去れば、群臣、素を見わす

(韓非子)



人の上に立つ者は、好き嫌いを表に出さなければ、下の者は本心を見せる。逆に好き嫌いを表に出してしまうと、下の者はそれに合わせようとするため、本心が見えなくなるということです。韓非子は性悪説を説く儒家の荀子に学んだといわれ、主に性悪説から捉えた権力の扱い方とその保持について説いています。性悪説の悪とは、現在でいう悪ではなく、人間が持つ本性、自然な欲望のことを言います。リーダは部下が持つ自然な欲望をうまくコントロールする必要があると言えますね。



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ほめると叱る





3流は無視、2流は賞賛、1流は非難

(野村克也/プロ野球監督)



3流はプロとしての仕事では不要なため無視をする。2流はほめることで1流になる可能性があるのでほめる。1流は1流なりに求められるものが高いので、非難をし叱咤激励をするという言葉です。この「ほめると叱る」をその人のレベルによって使い分けることが、人を育てる要点と言えます。ちなみに「叱ると怒る」の違いは分っておきましょう。怒るのは単に感情的になっているだけ。叱るというのは、その人に対しての愛情が必要です。




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2008年03月16日

口数


知る者は言わず、言う者は知らず。

(老子)




「知者不言、言者不知」と書きます。知恵のある者は言葉が少なく、言葉の多いものは知恵が少ないという言葉です。思いついたことをペラペラしゃべる者を見て、誰が知恵のある人だと思うだろうか。知恵がある人ほど、思慮深く、口数も少ないものであるということです。分ったふうなことをペラペラしゃべっていると、結局は自分の価値を下げてしまうということですね。








タグ:口数 老子 名言
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優秀な人材とは



人材は、企業規模とは無関係である。

(ピーター・F・ドラッカー/経営学者)




大企業が中小企業に比べて、優秀な人材に恵まれているという見方は間違ってるとドラッカーは言います。大企業も中小企業も採用の方法に多少の違いはあっても、さほど大きな違いではない。では、何が違うのかと言うと、人材の使い方が大きく異なると言います。雇い入れた人材を本当に生産性の高い、効率の良い人材として活用できるか、どうかというところにかかっているということです。うちは中小企業だから、良い人材がいないと嘆く経営者がいますが、大企業でも同じです。人材不足を嘆く前に、今いる人材をどう使うかを考えることが必要です。それもその人の強みを見つけて、伸ばすという視点が大切です。











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2008年02月24日

ふる雪のふる雪の



ふる雪の ふる雪の

積むとはなしに その雪の

そのゆきの・・・

(良寛/未完の歌)




良寛さんが70才の時、良寛さんに憧れて慕う40才も年下の貞心尼との歌のやり取りが始まります。4年程の歌のやり取りが続きましたが、天保2年(1831年)、今から177年前。正月六日午後四時、74才で良寛さんは亡くなりました。貞心尼の見守る中で、座したまま大往生をとげたと言われています。そして、そのそばには、この未完の歌が残されていたそうです。その後、貞心尼はやり取りした歌を「蓮の露(はちすのつゆ)」という本にまとめました。甘く切なく、そしてロマンチックな歌が151首にまとめられているそうです。



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タグ:良寛 名言
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信頼


民無信不立

(論語)




「民信(たみしん)なくば立(た)たず」と読みます。孔子に弟子の子貢(しこう)が政治はどうあるべきかを尋ねました。「食糧を十分にして民衆の食生活を安定させ、次に軍備を完全して国家の平和を守り、第三は民衆の政治に対する信頼を保つことに尽きる」。これが孔子の答えです。子貢は重ねて聞きました。「では、この三つのうち、やむを得ずどれかを捨てるとしたら、どれにいたしましょうか」孔子は言いました。「軍備をやめよう」子貢はまた尋ねました。「やむをえず残りの二つの内、ひとつを捨てるとしたら、どれにしましょうか」。孔子は言いました。「食を捨てよう。もし食を捨てれば民衆は餓死するだろう。これは重大なことだ。しかし死は古来、人の免れがたいものだから、仕方がないとあれば民衆もあきらめてこれに従うだろう。しかし政治に対する民衆の信頼は国家存亡の最後の綱である。もしこの信頼が切れてしまったら国家は一日たりとも保持できるものではない」。これは政治だけではなく、人間関係にも言えることです。「信頼」という絆がなければ、良い関係は維持できないものです。すべての基本に「信頼」があると言えます。ちなみに、この言葉は小泉元首相がよく言っていた言葉です。



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タグ:信頼 名言 論語
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あなたの「想い」




やりたい事をやっている自分を想像し、

その時の喜びや充実した気分を味わって見なさい。

驚くべき事が起きる時は、そういう時です。

(ジョセフ・マーフィー)





自分がやりたいと思っていることを出来るだけ具体的に、それも楽観的な形でイメージすることが大切です。あなたが思い描くイメージが楽観的であればあるほど、そうなりたいという気持ちがあなたの内なる炎なって、モチベーションを向上させます。そしてどんな障害物が現れても、それを乗り越えようという気持ちが持てるものです。障害物はどんな時にも現れます。障害物がないことなど皆無でしょう。モチベーションを向上させ、維持する最適な方法は、初めにどれだけ良いイメージが描けるかにかかっていると言えます。あなたの「想い」が大切です。



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完璧主義

多くのがっかりした人たちが街角で、

「完璧」という名の

バスが来るのを待っている。

(ドナルド・ケネディ/スタンフォード大学総長)




完璧主義の人は、完璧でなければ気が済まないために、いつも「どこかモレはないか?」と不必要に神経質になったり、不安に思ったりするものです。で、結局「自分はまだまだダメだ」「自信が持てない」などと、どんどんマイナス思考にハマって行きます。完全を求める人は、行動をするより先に、結果を知りたがる傾向が強いとも言われています。「世の中なるようになるさ」と思えば、もっと楽に生きられるのにね。あなたが待っている「完璧」という名のバスはいつまで待っても来ませんよ。



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剛勇と臆病

人に剛臆なく 気に進退あり

(ことわざ)






剛臆とは、剛勇と臆病のことです。人には剛勇な面もあれば、逆に臆病な面もあり、一概にどちらであるとは言えないものだ。どの面が出てくるかは、気持ちの持ちようによって左右されるものであるということでしょうか。たしかに気が充実している時には、大胆、果敢に行動できますが、気が萎えている時は臆病になってしまいますね。平安後期の武将、源義家の逸話に「剛臆の座」というのがあります。剛臆の座と言うのは、武将の座る席順をその日の行動が剛勇であったか、臆病であったかで決めたそうです。そうやって、名誉を重んじる武将に対して、やる気を出させたというお話です。




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タグ:剛勇 臆病 名言
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2008年02月19日

運に気づく




人生というものは、

努力のタテ糸と運命のヨコ糸からできている。

努力してゆくと、

また一つの好運に当たる。

更に努力を傾注すると

もう一つの運にめぐりあう。

(田辺昇一/タナベ経営創業者)




努力した数だけ好運に巡り会う機会が増えるということですね。なにもしないのでは、運にも巡り会えない。人は何かを成し遂げようと思って努力すると、そのことに対しての意識が高まります。でも努力しない人は、そのことに対して意識が希薄です。もう少し手を伸ばせば届くところにあるのに気づかないことが多いものです。運に巡り会うということは、努力することで常に意識することができ、運に気づくということではないでしょうか。運がないと嘆く前に、やりたことが常に意識できているかよく考えてみましょう。


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自分のコスト




会社につとめて、

いろんなこと教えてもらうんだから、

金払ってもいいくらいだ。

(石坂泰三)



あなたは自分のコストを計算したことはありますか?会社からみると、一人の社員を雇用すると、給料などの人件費以外の費用を含めたら、その人に支払う給料のおおよそ3倍位のコストがかかるそうです。20万円の給料を貰っている人なら、会社は60万円位のコストを使っていることになります。ましていま流行の人材紹介会社からあなたを採用していたら、あなたの年収の30%位の紹介手数料を会社はすでに費用として支払っています。ゆえに会社は、あなたがそのコスト以上の「利益」を上げてくれないと、困るわけです。石坂泰三さんは第一生命や東芝の社長を歴任した方ですが、言いたいことは分かりますね。また会社とは関係なく、生活するために自分にいったいいくらのコストがかかっているのか、「自分のコスト」を計算してみるのも良いと思いますよ。

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四十にして惑わず




人はその生涯の40年間で本文を著述し、

これにつづく30年間において、

前者についての注釈を付加する。

(ショーペンハウエル/ドイツの哲学者)




孔子曰く、「四十にして惑わず」と言っています。40才になると、狭い見方に捕らわれることなく、心の迷いがなくなると言います。人の平均寿命は、厚生労働省発表の平成18年簡易生命表によると、男の平均寿命は79才、女の平均寿命は85.81才だそうです。この言葉のように、人は人生の約半分になる40年間で自分のスタイルというものを確立し、あとはそのスタイルを活かした生き方をするものだということですね。40才までは試行錯誤の連続。でも40才以降は自分のスタイルを大切にした生き方をしたいものです。

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2008年02月11日

後ろには夢がない





ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない。

(寺山修司)





人にとって夢を持つことは大切なことです。夢はこれから先に叶えたいこと。ですから振り向いてもそこには夢はありません。過ぎ去ったことを大事にするよりも、いつも前を向いていたいですね。そして、人の夢と書いて「儚(はかな)い」と読みます。夢は儚いものでもあります。










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ただ淡々と




何かを決めると、

それさえやれば良いと思ってしまうから、

決めないのです。

(市川亀治郎/歌舞伎役者)




情熱大陸という番組に、昨年のNHK大河ドラマで武田信玄役を演じていた市川亀治朗さんが出ていました。彼はインタビューの中で今年の抱負を聞かれ、「何もありません、ただ淡々と・・・」と答えています。その理由がこの言葉です。目標を決め、それに向かって努力するというのが常道ですが、彼はあえて目標を決めない。不言実行と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、決めてしまうと、思考が狭まってしまうからでしょうか。「想い」をカタチにすることには違いはないのでしょうが、なぜか心に効いた言葉でした。









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つもり違い10ヵ条



高いつもりで低いのは教養 

低いつもりで高いのは気位 

深いつもりで浅いのは知識 

浅いつもりで深いのは欲の皮 

厚いつもりで薄いのは人情 

薄いつもりで厚いのは面の皮 

強いつもりで弱いのは根性 

弱いつもりで強いのは我 

多いつもりで少ないのは分別 

少ないつもりで多いのは無駄


(高尾山薬王院)




「つもり違い10ヵ条」と呼ばれているものです。改めてこういう風に言われてみると、当てはまることが多いことに気づきますね。「つもり」という自己満足は自戒する必要がありますね。





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年のとり方


子曰く、吾、十五にして学に志し、

三十にして立つ。

四十にして惑わず。

五十にして天命を知る。

六十にして耳順(みみしたが)う。

七十にして心の欲する所に従えども、

矩(のり)を踰(こ)えず。


(孔子/論語)





孔子が一生を振り返った言葉として論語に出てくる言葉です。孔子曰く、「私は、十五歳のときに、学問で身を立てようと決心した。三十歳で、学問の基礎が固まり独り立ちが出来るようになった。四十歳で、狭い見方に捕らわれることなく、心の迷いがなくなった。五十歳で、天が私に与えた使命を自覚した。六十歳で、何を聞いても素直に受け入れることが出来るようになった。七十歳で、自分のしたいようにしても、人の道を踏み外すことがなくなった」。私達は1年1年、年を積み重ねて行きますが、孔子の言うように
その年令に応じた年のとり方ができれば良いですね。




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2008年02月09日

自分に正直に生きる




逃げても一生、

正対しても一生、

二者択一は自分自身

(作者不明)




問題にぶつかった時、逃げて暮らすか、まともに向き合って暮らすか、どちらも同じ一生です。いずれにしても、どちらを選ぶかは自分自身が決めることであるということです。自分に正直に生きたいものですが、どちらを選んでも悔いがないようにしたいものですね。




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興味がある分野



食欲がないのに食べるのが健康に悪いように、

欲望を伴わぬ勉強は記憶を損ない、

記憶したことを保存しない。

(レオナルド・ダ・ヴィンチ)




やる気がないことには、何事も身に付かないものです。人にとやかく言われてやっても持続しないのもやる気との関係があるようです。やる気、モチベーションは自分の内側から燃え上がってくるものです。いくら他人が火をつけてもすぐに消えてしまいます。興味がないことは、いくら努力しても無駄ということでしょうかね。やるなら興味がある分野で頑張るのが良いのではないでしょうか。




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自己分析と他人分析



彼を知り己れを知れば、百戦して殆うからず。

(孫子の兵法/謀巧篇)




ご存知の方も多い言葉ですね。正式には「故に曰く、彼を知り己れを知れば、百戦して殆うからず。彼を知らずして己れを知れば、一勝一負す。彼を知らず己れを知らざれば、戦うごとに必ず殆うし」となります。百戦全て、勝ち戦にしたいなら、敵と自分を知りなさい。最低でも自分の戦力くらいは知っておきなさいということです。これは人間関係にも共通する考え方で、自己分析と他人分析がそれにあたります。現実を正確に把握し、的確な接し方を行うことで、たとえ考えが違っても理解し合えるということです。相手を知り、自分を知ることが人間関係の基本です。2500年前の中国の春秋時代の兵法ですが、現在でも充分活用できますね。




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トライ・アンド・エラー


トライ・アンド・エラーを繰り返すことが、

「経験」と「蓄積」になる。

独自のノウハウはそうやってできていく。


(井深大/ソニー創業者)



世界のソニーと言われるソニーには2人の創業者がいます。井深大氏は主に技術面を、盛田昭夫氏は営業面を担当しました。天才型の井深氏と実務家の盛田氏が二人三脚で当時世界では、安手の雑貨物と言われていた日本製品のイメージを世界初、小型化のトランジスタラジオの完成によって、メイドインジャパン製品のブランドイメージを大きく変えました。失敗を教訓とし、恐れることなく、次々と新しいことに挑戦し、他にはない独自の製品をつくり続けた二人の姿勢が世界のソニーをつくり上げたんですね。




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