2009年03月03日

小遣いと心遣い




自分の小遣いの不足は誰でも言うが、
自分の心遣いの不足を問題にする人は少ない。

(心のしおり/本通寺)




ちょっとデータが古いですが、
ある金融機関が2007年春に行った調査によると、
サラリーマンの平均小遣いは、
前年より3,300円増の48,800円だそうです。

理想の小遣い額はプラス2.6万円の74,800円。

小遣いの使い道で、はずせないのは
「昼食代」という回答が5割以上あり、
その昼食代は平均590円、
前年の650円から60円ダウンしているとか。

30代、40代サラリーマンは
小遣いのやりくりが苦しいと答えています。

人間、悲しいかな、
金銭面でゆとりがないと、
人への心遣いも少なくなりがちですよね。

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2009年03月02日

タイミングの見極め




重役の七割が賛成するプランは時すでに遅く、
七割が反対するプランでやっと先手がとれる。

(松下 幸之助)




企業にとって競争戦略は重要な課題です。

市場の動きを見て競争相手に対して、
常に先手を取ることが重要なポイントです。

現状維持は後退することであると分かっていても、
過去の成功体験からなかなか抜け出せなかったり、
改革への痛みを先延ばしにしてしまうことがあります。

大勢が賛成する時は、時すでに遅く、
タイミングを逸することが多々あります。

常に先手が打てるタイミングを
見極めることが需要です。

ちなみに、
幸之助さんの頃の松下電器は、
他社が新製品で出した売れ行きを見て、
安全・確実と判断した上で開発するという
二番煎じ戦略をとっていました。

それでもタイミングを逃さないために
この言葉があったのでしょうね。

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2009年03月01日

平常心


虚心坦懐

(きょしんたんかい)


虚心坦懐とは、落ち着いて平静な状態の心を言います。

勝敗にとらわれると、
物事の本質を見抜くことができずに
行動を誤ってしまう恐れがあります。

この「物事の本質」が大変重要な要素で、
これを見誤ると本来の目的が達成できません。

私たちの周りには
勝った負けたでは計れないことがたくさんあります。

事に臨む時には、
心を落ち着けて平常心で、
物事の本質というものに目を向ける習慣をつけましょう。

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2009年02月27日

「自分らしさ」という芯



クヨクヨするな。

フラフラするな。

グラグラするな。

ボヤボヤするな。

ペコペコするな。

(坂村真民/詩人)




「しんみん五訓」という言葉です。

落ち込んだり、優柔不断になったり、
気持ちが入らなかったり、卑屈になったり・・・。

どれもこれも当てはまる言葉です。

なにかひとつ「自分らしさ」という芯が必要ですね。


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2009年02月26日

念ずれば花ひらく(坂村真民)

念ずれば花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていたこのことばを
わたしもいつのころからかとなえるようになった

そうしてそのたび
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった


(坂村真民/詩人)



「念ずる」とは、ある事柄・事態などの実現を強く思い願う。

「こうあってほしいと心の中で祈る」といことです。

神様、仏様に手をあわせて頼みごとをすることではありません。
そんなことで願いが叶うなら、
世の中、不幸せな人はいなくなるのですが・・・。

現実は木や鉄でできたモノに手をあわせてみたところで、
ご利益があるわではないのです。

では念ずるとはどいうことでしょうか?

それは、
「こうなりたい」という思いを
あなたの潜在意識の中に浸透させることです。

そうすれば、無意識のうちに、
こうなりたいと願う方に向かって行動するようになります。

思いを顕在意識から潜在意識へ落とし込むことが重要です。

神様、仏様に手をあわすのも、
この潜在意識に落とし込むために行うなら意味もあります。

ただの神頼みでは何も変わりません。



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2009年02月13日

時間が過ぎれば



人生とは遠くを振り返ると
たいがいは皆
他愛ない事に過ぎない。

(吉川英治)



苦労、苦難の人生も過ぎ去ってしまえば
懐かしい思い出になります。

たとえうまく行かなかったことでも
振り返ってみれば、
それも思い出として懐かしいものです。

逆になんの苦労もなく過ごしたことは、
なにも思い出に残りません。


いま苦労し、辛い思いをしていたとしても、
そのことはきっと、
あなたにとって良い思い出になることでしょう。


時間が過ぎれば、他愛のないこと。

そう考えると少し気が楽になりますね。



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2009年02月12日

人を動かす




人を動かすことのできる人は、
他人の気持ちになれる人である。

その代わり、
他人の気持ちになれる人というのは自分が悩む。

自分が悩んだことのない人は、
まず人を動かすことはできない。

(本田宗一郎)




他人の気持ちになるというのは、大変むずかしいことです。

とかく我々は自分を基準に物事を考えてしまいます。

自分が出来るから、相手も出来るとは限らないし、
相手が自分と同じ思いでいるとは限りません。


ましてや、相手を動かそうと思うなら、
相手を変えようと考えるのではなく、
まず相手の立場になって考えるということが大切です。


相手を思いやるということが出来ない人には、
真に人を動かすことなどできません。


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2009年02月10日

質問の方法



命令を質問の形に変えると、
気持ちよく受け入れられるばかりか、
相手に創造性を発揮させることもある。

(デール・カーネギー)




一方的に命令するのではなく、
質問することによって、
相手の中にある答えを引き出す時に大きな力を発揮します。

相手に問いを投げかけることで、
意識がその人自身の内側に向かいます。

相手は自分で考え、答えを出すようになります。

質問の方法にもいろいろあります。

答えが複数あるよな場合には、
オープンクエスチョンという方法で、
相手が新しい考えに気づく手伝いをします。

また逆にYesかNoで答えられるような質問を
クローズドクエスチョンと言います。

でもこれをやり過ぎると、
相手は問い詰められているように受取りがちになるので、
多様は禁物です。

他には否定的な言葉を言わない
「肯定質問」や相手の可能性にあてた「未来質問」など。

質問形式のポイントは、
自ら考えさせて答えを導くことで、
やる気を引き出す効果があるということですね。

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2009年02月09日

方針はシンプルに



多岐亡羊(たきぼうよう)

(ことわざ)



枝道が多いため逃げた羊を見失うという意味ですが、
方針があまりに多いために、
どれを選んだら良いのか思案に余るというたとえに使われます。

あれもしたい、これもしたいと思いを巡らせば
いろいろとやりたいことが出てきます。

で、結局はどっちつかずで終わってしまって出来なかった、
ということはないですか?

方針はシンプルに、
最も重要な課題を解決するための方針に絞ることが肝要です。


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2009年02月06日

最適なチーム



船頭多くして、船、山に登る。

(ことわざ)




指図する人が多過ぎると、かえって統制が取れず、
とんでもない方向にものごとが進んでいくものだという意味です。

組織の中にリーダーシップが取れる人材がいることは
組織運営上大事なことです。

ただ、その組み合わせが重要です。

FFS理論という組織編制の理論があります。

「人材一人ひとりの強みを活かし、
最適に組み合わせることが組織生産性の向上につながる」
というものです。

リーダー的な素養がある人材ばかりを集めたら、
強い組織がつくれるかというと、そうではなくて、
いろいろな特性を持った人材をうまく組み合わせることで、
お互いを補完し合う関係が組織の中に生まれ、
活性化するそうです。

最適なチームをつくるには、
人材の強みを知って、
適材適所に配置することが大事ということですね。




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2009年02月05日

あるがままの心




あるがままの心で生きられぬ弱さを
誰かのせいにして過ごしている
知らぬ間に築いてた
自分らしさの檻の中で
もがいてるなら
僕だってそうなんだ。

(名もなき詩/ミスチル)





「名もなき詩」名曲ですよね。

その歌詞の一節にある言葉です。

「自分らしさ」という檻は、
他人が作ったものではなくて、
いつの間にか自分で作ってしまったものなんですね。

その檻に縛られてしまっている自分。

うまく行かないことをいつも誰かのせいにしてしまっている自分。

でもどこかでは、
あるがままの心で生きようと願うから、
また傷ついてしまう。

もがいて、もがいて、
人生はそんなもがきの繰り返しなんですね。

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2009年02月04日

存在を承認する




人の心はパラシュートのようなものだ。
開かなければ使えない。

(オズボーン)




人が心を開く時、
それは相手に自分の存在を承認された時ではないでしょうか。

ほんの些細なことでも良いのです。

「髪型が変わったね」「元気がないけど、どうかした?」
というようにいつもあなたのことを気にしてますよ、
と自分の存在を認めてくれている人に対して
心を開くものです。

誉められれば、当然誰でもうれしいものですが、
誉めることだけが存在を承認するわけではありません。

怒られても、
いつも自分のことを気にしてくれているということが、
心を開く重要な要素なんでしょうね。

そう言えば、傘も開かなければ使えませんね。


タグ:名言 存在 承認
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2009年02月03日

子供は大人の鏡



子どもは 辛抱強さを見て育つと
耐えることを学ぶ。

子どもは 正直さと公平さを見て育つと
真実と正義を学ぶ。

子どもは ほめられて育つと
人に感謝するようになる。

子どもは 存在を認められて育つと
自分が好きになる。

子どもは 周りから受け入れられて育つと
世界中が愛であふれていることを知る。


(ドロシー・ロー・ノルト)




ドロシーおばさんは、1924生まれで家庭教育の子育てコンサルタントの第一人者です。

この言葉は、「子供は大人の鏡」という詩の一節です。

子供は親のマネをして学習します。

子供を叱る前に自分を正しましょう。


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2009年02月02日

本当の自分を知ること(遠藤周作)

自分が弱虫であり、
その弱さは芯の芯まで自分に付きまとっているのだ、
という事実を認めることから、
他人を見、社会を見、文学を読み、
人生を考えることができる。

(遠藤周作)




自分は弱い人間であるということを認めましょう。

そこから、どうすれば良いのかということを知るために、

他人を見てみたり、

世間を知り、

あれこれ学ぶものだという言葉です。

謙虚さは本当の自分を知ることから始まるのではないでしょうか。



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2009年02月01日

感じること



知ることは感じることの半分も重要ではない。

(レイチェル・カーソン)




私たちは飛行機が空を飛ぶ理屈を知っています。だから普段、空を飛ぶ飛行機を見ても気にすることはありませんよね。

でもよく考えてみると不思議ですよね。あんな鉄の塊が空を飛ぶなんて。

レイチェル・カーソンはこの不思議に思う感覚が大切だと言っています。

普段は考えもしないこと、理屈を知っていて、それは当たり前だということについて、あえてよく考えてみると、それはすごく不思議に思うことに気づきます。

日々の生活の中で、こうした感覚、感性を持つということは大事なことです。

子供の頃、この感性がたくさんありましたよね。





タグ:名言 感性 子供
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「やるっきゃない」は考えもの。



小敵の堅は 大敵の擒なり

(孫子の兵法)



小勢なのに強気な者は、大軍の捕虜になるだけであるという言葉です。

敵の勢力が分からないまま、闇雲に「それ行け」とばかりに突撃することは、愚の骨頂であるということですね。

孫子曰く、敵の勢力に及ばないと判断したら、逃げて、次のチャンスを待てと言っています。

我々の生活に置き換えてみると、敵とは我々を取り巻く環境ではないでしょうか。自分の周りの環境を良く知った上で、動き方を考える必要があると言うことです。

「やるっきゃない」などと周りの状況も見ずに行動を起こすのは、自滅する確立が高いということですね。日本人は結構このタイプを美化しますが、ちょっと考えものです。


タグ:名言 孫子 強気
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2008年10月02日

適応障害



人は常に、現在の自分がこうなのは

自分の置かれた環境のせいだと文句を言う。


私は環境などを信じない。


この世で成功する人は、

自から自分の望む環境を探す人であり、

もし見つけることができなければ、

自分で自分の望む環境を作り出してしまう人である。

(ジョージ・バーナード・ショー/劇作家)





今までとは違う環境に入ると人はそれに馴染むために、
あらゆることを吸収しようと努力します。

でもうまく馴染めないことがあるのも事実です。

ホームシックにかかったり、
5月病というようにに精神的にちょっと不安定になったりもします。

いわゆる「適応障害」というやつです。

最初は新しい環境に馴染もうと夢中になっていますが、
徐々に馴れてくるころに心の疲れが出るのでしょうね。


そんな時は、新しい環境に馴れ始めたということですから、
これからはその環境で
「自分のペース」でやって行こうというふうに考えてみてください。

新しい発見があるかもしれませんよ。



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2008年10月01日

理性<情熱

私たち一人一人が航海している

この人生の広漠とした大洋の中で、

理性は羅針盤、情熱は疾風。

(A・ポープ/イギリスの詩人)




理性とは、感情におぼれずに、
筋道を立てて物事を考え判断する能力のことを言いますが、
この理性が自分の人生の方向を決めて、
それに向かって動く原動力が
情熱という激しく高まった気持ちであるという言葉です。

自分の人生ですから、誰でも人にとやかく言われたくないものです。

でも理性がちゃんとしていないと、
情熱だけでは、行き当たりばったりの人生になるし、
逆に理性があっても情熱がないと、
それはそれでなんかおもしろくない人生のように思います。

私が思うのは、
「理性<情熱」の方が人生は楽しいのではないかな。

喜んだり悲しんだりする心の動き(感情)のまま生きるのは考えものですが、
感情はスパイスとして必要ですよね。

適度な理性と胸いっぱいの情熱。

そして感情というスパイスを振りかけた人生。

どうですか?



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2008年09月30日

沈黙と間


雄弁は銀、沈黙は金

(ことわざ)




雄弁は大事であるが、沈黙すべき時やその効果を心得ているのはさらに大事であるという言葉です。

ある説では、古代ヨーロッパでは金よりも銀の方が価値があるということから、沈黙よりも雄弁の方が良いという逆の意味にとる説もありますが、これはどうもデマのようです。人と会話をしていて、沈黙があるとどうにもやり場に困り、とりあえず何か話さなければと言葉を口にしてしまう。そんな経験は皆さんにもあるのではないでしょうか。会話の中の沈黙を恐れてしまうということですね。

この沈黙を会話の中にうまく取り入れるという部下育成の方法があります。会話の中に沈黙する「間」をつくり、ゆっくり自分で考えさせるという時間をつくるわけです。沈黙があると、あれこれ具体的な指示を出したくなり、つい雄弁になりがちですが、そこはガマン。

あえて沈黙する「間」をつくりましょう。


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2008年09月29日

胡蝶の夢



胡蝶の夢

(荘子)




昔々、荘周が夢を見て蝶になり、蝶として大いに楽しんだところ夢が覚める。果たして荘周が夢を見て蝶になったのか、それとも蝶が夢を見て荘周になっているのか。荘周とは荘子のことですが、ちょっとファンタスティクな感じの言葉ですね。荘子はよろずのものは、生滅流転、果てしない変化(物化)の中にあって、ひとつひとつのもの全てが真実である、蝶が荘周であり、荘周が蝶でもあると言います。ややこしくなりますが、要はあるがままに在ることが大事で、与えられた今の姿において今を楽しむこと、すなわち、今を受け入れることが、それが本当に「自由」に生きるということではないかということです。関係ないですが、「胡蝶の夢」という焼酎がありましたね。

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